お墓のこと、墓地のこと

返礼品、香典返し

返礼品とは、通夜や告別式に弔問に訪れたかたに、お礼の気持ちとして、礼状とともに渡す品物です。

次の3つに大別されます。

通夜返礼品


お通夜に参列頂いた方に渡す返礼品

(ただし香典を預かってきている場合その方の分をお渡しすることもございます)

会葬返礼品


告別式に参列頂いた方に渡す返礼品

(ただし香典を預かってきている場合その方の分をお渡しすることもございます)

香典返し


香典をもらった人にお礼として渡す返礼品。

葬儀の当日に渡す即日返しと、忌明け(四十九日)に郵送する忌明け返しがある。

もともとは上記の区別がありましたが、今では、通夜と告別式に同じ返礼品(500円~1000円)を弔問に訪れた方全員に、会葬礼状とともに渡し、香典を頂いた方には忌明けに返礼品を発送することが多くなってきています。

また、忌明けの返礼の煩雑さや渡し損ねを防ぐために、葬儀の当日に、香典の額に関わらず2000円~3000円の品物を返す「即日返し」も増えてきています。この場合高額のお香典をお持ち頂いた方には、後日別途お返しする形をとります。

三五日あるいは四九日の忌明けを待って、返礼する場合は、半返し(香典の額の半分、二分返しともいう)、三分返し(三分の一の金額の商品を返す)が一般的です。

出棺

出棺に先立って親族や会葬者による最期のご遺体との別れの儀があります。この時、親族や会葬者の手で、祭壇やお棺の周りに飾られていた供花をお棺の中に入れることがほとんどです。

花は葬儀担当者が、おぼんに入れて準備してくれますので、順次、お棺の中に入れて、故人と最後のお別れをしながら、お棺を花で満たします。

お棺に蓋をするさい、葬儀社によっては、ご親族皆さんに手を添えて頂いて、皆さんが蓋を閉じたという形にする場合もあります。

釘打ちという儀式を行う地域もまだありますが、最近は多くの地域で釘打ちは行われていないようです。

出棺の挨拶出棺に先立ち、遺族代表による挨拶が行われます。喪主は位牌を手にします。喪主あるいは遺族の一員が会葬のお礼を述べます。短くても自分の言葉で挨拶をすることが望ましいのです。しかし、挨拶のことばかりが気になってしまっては本末転倒ですから、あらかじめ紙に書いておいて、それを読まれて挨拶される方もいらっしゃいます。どちらにしても、会葬の方へのお礼を心から伝るとよいでしょう。

墓石の形式

近年、ライフスタイルの多様化等により、これまでの慣習にとらわれないお墓づくりが行われているようです。そこで現在存在している墓石の形式を6種類に分けてみようと思います。

家族墓


家族を祀り、そして子孫へと継承していくためのお墓です。現在もっとも多く存在する昔ながらの形式です。墓石には「○×家之墓」「先祖代々之墓」というような文字が刻まれます。

永代供養墓


お墓を受け継ぐ人がいない方などを祀るためのお墓です。管理等は霊園、寺院側が行います。納骨の形式は、個々の骨壷で祀る場合や、他の方のご遺骨と一緒に祀る場合などがあります。

個人墓


個人を祀るためのお墓です。本人以外は入ることがないので、その方の経歴を反映した個性豊かなお墓を建てることが多いようです。

夫婦墓


夫婦を祀るためのお墓です。お墓を受け継ぐ方がいない場合などに選択されることが多いようです。個性豊かなお墓を建てることが多いようです。

両家墓


2つの家を1つのお墓で祀るためのお墓です。お墓を受け継ぐ方がいない家同士で建立することが多いようです。ご両家の姓が墓石に刻まれます。

共同墓


友人・知人や信仰を同じにする方達を祀るためのお墓です。

墓石のデザイン

お墓の型には大きく分けて和型と洋型があります。

昔からなじみ深いのは縦長の台石(だいいし)を2段重ねた上に、縦長の長方形の石を積み重ねた「和型」と言われるものです。一方、「洋型」とは「和型」以外の型をあらわすもので、台形型もあればオリジナルでデザインした型などさまざまです。

関東地方の墓石の傾向として、以前は「和型」でグレー系が多かったのですが、平成に入って「洋型」が次第に増え、平成14年くらいからは「洋型」の割合が高くなってきています。

色も従来のグレー系だけでなく、白、赤、緑、黒などさまざまな色の石が墓石に取り入れられるようになってきました。最近ではピンク系の石が人気のようです。和型と洋型以外でもさまざまなデザインを施したオリジナルデザイン墓も数多くあります。

和型墓石


日本で長い間、建てられてきたなじみ深いデザインであり、現在も多くの方が希望され、建てている墓石です。

洋型墓石


最近、民営の霊園などに行くと目立つのが、洋型の墓石です。様々な色があり、シンプルなデザインが人気のようです。

オリジナル墓石


最近は、石材加工技術が発達し、様々なデザインを形にすることができるようになったようです。霊園見学に行くと、オリジナリティ溢れる墓石を見かけることが多くなりました。


お返し物や料理について

返礼品、料理選びの流れ地域によって違いますが、関東では会葬者にはお礼の品をお渡ししお料理を振舞うことがほとんどです。葬儀社が打合せの際にパンフレットなどを見せながら説明をしてくれます。

関西はお料理を振舞うことが無い地域のほうが多いですが地域によって文化がちがいますので、会葬者の方に失礼がないように確認することが良いと思います。

返礼品はある程度多めに用意しておき、配った分だけあとで精算する葬儀社がほとんどで、 用意した分を買い取る必要はまずありません 。

お料理に関しては、逆に予想人数である程度ご用意しておき、 足りなさそうな場合には追加を依頼するという形が多い です。

料理追加の際の注意追加については、トラブルになりやすいことですので、 あらかじめしっかりと葬儀社側にどんな場合に追加するのかなど確認 を取っておきたいところです。

宗教者への連絡・日程の確認

菩提寺やお付き合いのある宗教者がいらっしゃる場合には、ご逝去の際に連絡をいれ、お葬式に来ていただくのに 都合の悪い日程が無いかなど確認を行います。

遠方の場合などでも、今後もお付き合いが続く宗教者の場合であれば、必ずご連絡を入れるのが筋です。

こういった場合は、近くの同じ宗旨の方をご紹介してくださるなどどうするべきか指示をいただけます。

宗教者への連絡の注意葬儀社によっては、菩提寺が在るにもかかわらずお坊さんも葬儀社側で手配し、お布施からマージンをとる会社も在るようですが 菩提寺があるのに他のお坊さんにお葬式を頼むことは後々大問題となってしまいますので注意が必要です。

納棺

ご遺体を安置した後、納棺を行います。宗教によっては納棺の儀などといったかたちで、納棺する際に行う一通りの決まりごとがある場合もございます。故人と触れ合う最後の機会で、葬儀後にお葬式よりも納棺の儀のほうが心に残っているという方も多くいらっしゃいます。できればゆっくりと時間をとって行いたいです。手順などは葬儀社さんが順に案内してくださりますので、心配ないと思います。

葬儀・告別式の流れ

お通夜の一般的な流れ 日本で最も多い仏式で行われうお通夜の流れになります。あくまで例ですので、地域や規模により違いがあることをご了承ください。

11:00-12:00 の告別式の例

10:30 僧侶到着


僧侶控室に案内し、茶菓子でもてなします<br />
喪主は挨拶にうかがいます

10:30 受付開始 式開式30分前

10:50 一同着席


遺族、親族、参列者が所定 の席へ着席する

(告別式)


11:00 開式


導師(僧侶)入場、祭壇の前に座ります


導師入場の時に参列者は黙礼をします

11:03 開式の辞


司会もしくは葬儀担当者から通夜の開式の言葉があります

11:05 僧侶読経


お経が始まり、僧侶退席までお経は続きます

30分~40分程ですが、お経の時間の長さは、宗派や僧侶の方によって異なります。

11:15 焼香


僧侶又は葬儀担当者から焼香の案内があります

喪主→遺族→親族→一般参列者の順番で焼香をします

11:40 僧侶退席


退席の時には合掌します

11:42 お別れの儀の準備


出棺の準備のために、親族、会葬者の方は一度、会場の外へ出ます。葬儀担当者が棺を祭壇から降ろし、皆様で最後のお別れができるように準備をします。

11:45 お別れの儀


御遺体の周りを花で飾ります。葬儀担当者が供花の花を、お盆などに入れてくれますので、みなさんで棺の中に入れてお別れをします。その後、御棺のふたが閉じられます。

11:55 喪主(遺族代表)のあいさつ

12:00 出棺

以上が告別式の流れの例になります。地域の習慣や風習によって大きく変わってきますので、あくまでもご参考にしてみて下さい。実際には、その時々で葬儀社さんの方から説明、案内があります。

(葬儀と告別式はもともと目的の違う儀式として分かれていましたが、現在では同時に行うケースが多いため、上記の例も同時に行う場合の例としました)


親族からの供花取りまとめ

供花の注文
葬式では供花という形で喪主や親戚方々から名札のたった花かごを供える慣習があります。

親族内での供花に関しては 喪主が注文を承り葬儀社へ報告 することが多いようです。
ある程度親族内で調整が出来るようであれば例えば左右2基ずつ4基になるように 基数を調整して注文することなどもできます。

最近の供花地域によって多少慣習が違いますが、最近は菊の花だけではなく洋花の供花も増えてきております。
また、供花として頂いたお花を利用して花祭壇を作る葬儀社も少しずつ増えてきており、ご喪家の葬儀費用負担を軽減できるひとつの方法となっております。

親族への連絡

万が一に備えての連絡先リスト万が一の際には慌てることが多いですので、事前に万が一の際に連絡するリストを作成しておくことが良いかと思います。

危篤の時点で連絡する方、亡くなった段階で連絡する方などに分けて、整理できていればなおよいかと思います。

ある程度お付き合いの深い親戚にはご逝去の連絡なども入れ、それ以外の親戚などには、葬儀の日程が決まった段階でお知らせするという方も多くいらっしゃいます。

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